外岩のこと

February 12.2020|理|

岩場について興味深い投稿があったので取り上げてみました。

「登る岩って誰かが削って…」は、ちょっとびっくりしました。でも、ボルダリングを始めたばかりの人はそう思われる方もいらっしゃるかも。。。

岩は削ったりしないです。チッピング(登攀を目的として岩を故意に加工しホールドなどを造り出す行為)はやめましょう。

そしてチョーク跡はブラシなどで掃除しましょう。

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【ジムと岩場のブラッシング】 うちのジムに真面目でクライミングに一所懸命な女子高校生がいます。 ある時岩のチッピングの話を他の人と話していたら彼女が「え?登る岩って誰かが削って作っているんじゃないんですか?」って至って真面目に言ってきました。 誰かが伝えなければどんなに強くなろうとルールは覚えられない。もしかしたらBJCに出てる様なトップクライマーでも岩場のブラッシングマナーを知らないクライマーもいるかも知れない…。 少し、個人的な意見が多いですがブラッシングについて書かせてもらいます。 何故こんなにも岩場で「チョークそのままで帰るクライマーがいるのか?」 岩場では当然な行動ですがジムでは? 自分が完登する為にブラシをするクライマーは沢山います。しかし完登後その課題をブラッシングするクライマーはジムには少ないですよね。僕は見た事ありません。 正直、ジップロックではそんな事しなくていいです。それはそれでチョーク舞うし…。 クライミングジムにはクライマーしか居ないからそこまでする必要はありません。 しかし岩場は違います。岩場=山 だったり、岩場=川 だったりします。 クライマーが岩場でチョークを残すのは他の自然で遊ぶ人たちにとっては 「カヌーの水しぶきで登りたかった岩がビショビショ」 「登山者がルーフ内で休憩してて登れない…」 みたいなクライマーのみ感じる迷惑行為と同等だったりするのでは無いでしょうか? チョーク残置ってのは御岳の忍者岩の上で濡れたカヌー干してる様なもんです。そんな事する人居ないですよね? だからクライマーはチョークは残さず帰るべき。 …なんですが、どんなにブラッシングしてもチョーク跡は残ってしまいます。「こればかりは仕方ない…」って考えも実はクライマーのエゴなんでしょうけどね… だからせめて、登った後は「痕跡を消す作業」をしましょう。 ジムのブラッシングは己のクライミングの為に行うので当然保持面を磨きますが 岩場のブラッシングは先ずはティックマークや保持面以外に乗ったチョークを磨くべきです。トライの痕跡を消すために。 そして、自分も忘れがちですが地面のチョークもどうにかしましょう。大概はたけば消える事が多いと思います。 腰掛けてた岩やチョークバック置いてた地面。結構チョークまみれだったりします。 また、自分がその課題から撤退するが他のクライマーがまだその課題にいるときは一声かけてから立ち去りましょう。「すみません。自分が付けたティックマーク消してもらってもいいですか?」で大丈夫なはず。 この一声。凄く大切だと思います。「こんにちは」、「一緒にトライさせてもらって良いですか?」、「これは何て課題名ですか?」、「ガンバ!」 他人と1つの岩を共有する時、声掛けはマナーやモラルではなく義務かと思います。「挨拶が出来ない人は登る資格は無い」ってうちの息子には教えています。 …本当は有名なトップクライマーや選手が岩のマナーやモラルを啓蒙するべきとも思います。情報の拡散力は僕の拙い文章の何倍もあるでしょう。 しかし選手は言葉を慎重に選ばないと最悪大会に出れなくなるでしょう。自身の生活かけて競技に向かうクライマーにはリスクの大きな啓蒙活動です。 だからこそ、一般人をクライマーにするのを生業とする僕らが発信しなきゃな。と思った次第です。 これから春になると多少フリクション悪くても外の岩場に出向きたくなるでしょう🌸 …それはクライミングに限らず他のアウトドアアクティビティにも言える事ですよね。自戒も含め、気をつけていかなきゃですね。

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